議題
・ 110度CS放送の最近の動向について |
・ CS-TBS番組編成基準改定について |
・ 番組審議
対象番組:「H-Fi Un!cornのデビューショーケース」(6/26 TBSチャンネル2で放送)
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出席者(敬称略)
委員長 |
伊藤洋一 |
委員 |
萩原健太 小松成美 残間里江子 渡邊久哲 砂川浩慶
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局側出席者 |
CS-TBS 長尾代表取締役社長、杉本取締役、安田取締役
TBSテレビ 辰口虎之介、大谷慎一郎、藤原倫太郎 |
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CS-TBS番組編成基準改定についての審議
CS-TBS番組編成基準の改定について、放送法第6条第3項の規定によりCS-TBS番組審議会にて審議を実施した。
今回の審議では、日本民間放送連盟基準の変更があった第56条の「放送内容によってはSNS等において出演者に対する想定外の誹謗中傷を誘引することがあり得ることに留意する、出演者の精神的な健康状態にも配慮する」という項目について審議を行った。
番組審議会各委員からは、SNSの利用の仕方やケアの仕方についていろいろな意見が出されたが、出演者の保護の観点から、また総合的に勘案して、今回のCS-TBS番組編成基準の一部改定は妥当であるとされた。
本件は、CS-TBSへ答申書の形で提出することとなった。
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委員の主な発言
◇ |
日本のアイドルのエンターテイメント事務所が今、大きな過渡期にあって、アイドルやエンターテイメントが分水嶺にきている。そのときにこうした新しいプロジェクトでTBSがスタートを切ったということは、こうしたエンターテイメント事業の新しい何か形をつくるスタートにもなっていると思うので、とても期待をしています。私の周りにいる若い10代20代は、コスメとアイドルはやっぱり韓国、やっぱりソウルっていう。ものすごく韓国のエンターテイメントやおしゃれに関しての関心度が高いので。そうした意味でこの『Hi-Fi Un!corn』がどこまで登り詰めていくのか、そこにもとても興味がありました。 |
◇ |
この番組はCSならではと思いました。Z世代がこれからどこにどう行くかっていうようなことや、彼らの消費衝動とかどういうふうになるんだろうという事に大変興味をもちました。 |
◇ |
番組そのものはいい意味でプロモーションビデオのスタイルで統一感があり、ファンとのコラボ企画などファン層へのPR効果も素晴らしいと感じた。TBS、SBS、FNCの3社の共同プロジェクトがうまく生きた成果と考える。今後このような形態が進展するモデルケースとたり得る。反面、配信だけでよいのではないかという意見も考えるので、CS放送を使う意味についても再検討いただきたい。 |
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以上 |