議題
・ CS-TBS番組編成基準改定について |
・ 番組審議
対象番組:音楽番組「Spicy Sessons(スパイシーセッションズ)」(23年12月26日 TBSチャンネル1で放送)
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出席者(敬称略)
委員長 |
伊藤洋一 |
委員 |
萩原健太 残間里江子 渡邊久哲 砂川浩慶 高城剛
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局側出席者 |
CS-TBS 長尾代表取締役社長、杉本取締役、安田取締役
TBSテレビ 辰口虎之介、竹中優介プロデューサー |
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CS-TBS番組編成基準改定について
24年4月1日からの基準改訂及び放送での告知実施予定について報告された
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番組審議の主な内容
1. |
特定の音楽ファンへの深い内容提供
- CS放送の特性として、地上波放送と異なり、よりニッチな視聴者層に向けて特化したコンテンツを提供することが可能である点が強調された。『Spicy Sessions』はこの特性を活かし、特定の音楽ファンに向けた深い内容を提供することを目指している。このアプローチにより、地上波では実現が困難な、独自の音楽体験を視聴者に提供することができる。
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2. |
有料課金のメディアとしての役割
- CS放送は有料課金のメディアであるため、視聴者がお金を払ってでも見たいと思える、満足度の高いコンテンツを提供する使命がある。この点において、『Spicy Sessions』は視聴者に対して、質の高い音楽内容を通じて、その支払いに見合った価値を提供していると評価された。また、これはCS放送ならではのビジネスモデルを前提としたコンテンツ制作へのアプローチを示している。
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3. |
ニッチな市場へのアプローチとビジネス展開
- CS放送の特性を活かしたニッチな市場へのアプローチが議論された。『Spicy Sessions』は、地上波放送ではカバーしにくい特定の音楽ジャンルやアーティストを取り上げることで、音楽ファンの間でのブランドイメージを確立し、CS放送ならではのビジネス展開を目指している。このような戦略は、CS放送の強みを生かしたコンテンツ制作とマーケティングの良例として評価される。
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以上 |